※Mさんからの問い合わせを元に構成しています。
南瓜の種類
Q・近所の人から細長い形のかぼちゃをもらいました。甘味が強かったのですその人もこれは 中国かぼちゃだといわれもらったそうです、このように呼ばれているかぼちゃはあるのでしょうか? |
A・現在日本で栽培されているカボチャの種類についてみてみましょう^^
1)日本カボチャ(中南米原産) 450年以上前にカンボジアを経て伝来。 (鹿ヶ谷、など) 水っぽく、甘みが少ないのが特徴で、主に煮物向き 現在では、栽培される量もごくわずかになってしまいました。 |
2)西洋カボチャ(南米原産) 130年ほど前にアメリカ合衆国からやってきた 甘みが強くホクホクしているのが特徴 (味平、メルヘン、みやこ、くりあじなど) 現在、日本で栽培されてるほとんどがこの西洋カボチャと呼ばれてる種類です。 |
3)ペポカボチャ(北米原産) 明治以降に渡来。 (ズッキーニ、など) 甘みは薄く、水っぽい 近年西洋野菜として人気がでてきています。 |
以上大きく南瓜はこの三種類に分けられるのですが、この中の西洋カボチャが、イタリアやフランス などでは中国カボチャとよばれ、アジア系のお店で売られて居る様です。 |
「カボチャと呼ばれる理由」から見てみますと・・^^ |
「南瓜」はカンボジアが訛ってカボチャと呼ばれる様になりました。 地方によっては、「南京、唐なす」と呼ぶ所もありますが、これは中国からカボチャが伝わってきた為 こう呼ばれている様です。 |
この事からも、中国かぼちゃは、中国で栽培されている「西洋かぼちゃ」なのかも知れません。 |
※中国かぼちゃについて、何か情報をお持ちの方はご一報ください。m(__)m |
メール |
夕張市のAさんより、細長いカボチャの情報をいただきました。 |
情報はこちら(宿儺カボチャ) |
夕張市のAさんより中国カボチャの続報を頂きました。 以下はメールを抜粋させて頂いたものです。 2004・5・13 |
中国渡来の日本カボチャで中国カボチャあるいは 夕顔カボチャといわれているものがありました。 形はすくなかぼちゃに似ていますが、色は濃緑色です。 これはモスカータ種(日本カボチャ)で晩生のようです。 肉質はねっとり系とおもわれます。 |